揚げ物が美味しくなるコツ 天婦羅の盛り合わせ 神戸三宮の地鶏安東
こんにちは。
揚げ物は、粉付けて油で揚げるだけのようで、
シンプルなだけに、
奥が深ーい。
安東メニューでは、ここんところはずっと、
揚げ物は『天婦羅』のみ
なのですが理由があります。
そこで、
美味しい揚げ物を作るコツをご紹介。
油の種類で味が変わる
前は、唐揚げをメニューに入れていましたが、
油には、菜種油にラードを混ぜたもの使っていました。
そう、唐揚げを揚げる時は、ラードを使った方が断然美味しい。
めちゃくちゃ美味しい。
ただラードを使うと、全然天婦羅が美味しく無い。
お店では天婦羅が人気なので、
唐揚げメニューを無くして、
今は菜種油のみを使って、天婦羅だけになりました。
沢山の油で揚げる
安東では、毎日、中華鍋いっぱいに菜種油をご用意しています。
家で揚げ物をする時、
油をケチってしまいがちですが、
沢山の油で揚げることがカラッと美味しく作るコツのひとつ。
理由は、
少ない油で揚げると、
- 材料を入れたとたんに温度が下がってしまう為
- 油が直ぐにヘタってしまう為。(油が黒くなり、泡が出てくる)
胃にもたれる揚げ物になってしまうので、
油量に余裕をもって揚げることが大切です。
油をしっかり切る
大将の天婦羅の作り方をみると、
油から上げる時に
めちゃくちゃ、油を切る!!
回りに飛び散るくらいに切る!!
(家では飛び散るのはちょっと嫌だけど)
油をしっかり切ってから、紙の上に上げるのがコツ。
紙にもしっかり油を吸ってもらうことが大切です。
そうすることでべちゃっとせず、胃にもやさしい揚げ物になります。
衣にこだわる
安東の天婦羅には、家庭で使う一般的な小麦粉ではなく、
製菓などに使う、グレードの高い小麦粉を使って天婦羅をしています。
これだけで、軽くて美味しい天婦羅衣に!!
衣の材料を少し良い物を使うだけで、
とても美味しい揚げ物になります。
と、いっても
最後は、料理のセンスかもしれません(笑)
家で、揚げ物をすると、
同じ行程をしても
私が揚げるより、主人が揚げる方が
『美しい天婦羅』になります。
これが、料理人と主婦の違いなんでしょう(^_^)
地鶏安東
〒650-0012 兵庫県神戸市中央区 北長狭通 1丁目 3-12 オレゴンビル2階
078-332-6313